【感想】カワイイ私の作り方　六多いくみ - アラサー女が淡々と読んだマンガの感想を書くブログ

「*1リメイク！」でもお馴染みの六多いくみさんの作品。リメイク！が良かったので即買いでした。

六多いくみ日本文芸社 2018年07月

派遣切りにあい休職中の主人公。大学時代から5年間付き合っていた彼氏は会社の同僚と浮気をして相手を妊娠させる。おまけにヤケ酒をしていたバーでは、カワイイ女の子に「すべての言動がかわいげがなくて、みっともない！」と切り捨てられてられてしまう。

このままではいけない、せめて仕事はしなければ！と短期で入った職場の上司は、なんとバーで出会ったあの女。「どうせ私はかわいげがないわよ！」とキレる主人公に、「かわいいは作れるんだよ？」とほほ笑む上司。さてさて、これからどうなる？

簡単に言うと、どん底アラサー女が人間として成長していく物語。舞台が化粧品会社なので、今後どんどんキレイになっていく主人公にも注目です。

アラサー女がバッタバッタ痛いとこ切り捨てられていく爽快感は、タラレバ娘に近いものがある！（「かわいくないのって、疲れない？」などのパワーワードが痺れる）

作者の六多さんは、元美容部員さんなので美容知識も随所にあります。マスカラのダマ、ホットビューラーするとキレイにとれるんだって。買おうかなあ

身だしなみを整えるのって、楽しくもあり面倒でもある。こういう作品を読むと美容室に行ったあと、新しい化粧品を買った時の気持ちを思い出す。

とりあえずアラサー女は髪整えて、高めの服着るのが一番映えるよねってこのマンガでも言ってた。ブラウスとかカットソーとか、良いやつ買うと全然違うもんなあ。形がきれいで、スタイル良く見えるというか。と言いつつ、ファストファッション使いがちな私です。

六多いくみ講談社 2019年03月13日

ファンデーションの塗り方、アイラインの引き方、洗顔方法などの基礎からマンガで学べます！

*1:事務の仕事に嫌気がさしていた主人公が、デパートのコスメ売り場で素敵な美容部員さんに出会い、美容部員に転職する話。